WORKS
納入事例
中川店
愛知県名古屋市中川区 H様
「AUTHENTICITY」ソファ「E」。
EXPLANATION
詳細情報
中川店の松崎です、こんにちは。
暖かい日が続きますね。せっかちだった今年の桜ですが、すでに青葉で覆われすっかり新緑の季節。
体を動かすのにもちょうどよい気候です。
さて、昨日中川店より中川区・H様のお宅にソファなどをお届けしてまいりましたのでご紹介いたします。
「AUTHENTICITY」ブランド『E』
H様は新築マンションへお引越しされるのを機にソファなどをお探しでご来店。
比較的早い段階からご相談いただいたので、サイズやモデル、ファブリックなど吟味してセレクトすることができました。
ソファはデザイン性が高く見た目も軽やかなウッドフレームをご希望でしたが、いろいろご覧いただいた中からH様が最終的に選ばれたのは「AUTHENTICITY(オーセンティシティ)」シリーズの「E」。
モデルルームがお住まいと同じ間取りだったため、事前に搬入経路などを確認した結果、サイズは2.5Pに決定。
「AUTHENTICITY」シリーズは家具で一般的に使われる製材の倍ほどの厚み「8/4インチ材」を加工して作られますが、NHLA(全米広葉樹製材協会)が定める製材等級の最高位「FAS」グレードの中からさらに厳選した材料を使って生み出されるソファは美しく印象的、ウッドフレームソファの最高峰といっても過言ではありません。
なかでも「E」は、最厚部45mmでアームと前脚部分の木目を通して木取りするため、それに適応した製材は1バンドル100枚前後から2セットほどしか得られないぐらい希少性が高いモデル。
木部は飴色に味を増す経年変化が美しく、育てる楽しみもあるブラックチェリーをセレクト。
宝石のように多面体のカットを入れたパーツや角度を持たせた接合デザインなど、加工や組付けの難易度が高く職人泣かせであるソファですが、その分生み出された製品が放つオーラは格別。
ファブリックはいろいろ悩まれましたが、赤から紫の色相に絞って同色系の濃淡で大人っぽくまとめて。
ベースに張ったファブリックは照明環境で彩度が変わって見える生地で、自然光ではパープルが鮮やかに、室内照明では少し鈍くと、昼と夜で表情を変えます。
ボルスター部分は奥様のセレクトで、起毛タイプの少し赤寄りのパープル。
こちらも起毛タイプのため、見る角度やパイルの向きで明暗が変わり表情を変えます。
背の高いご主人には首元のサポートをプラスするためヘッドレストを。
小柄な奥様が座りやすいよう、腰元にはボルスターをプラス。
足を伸ばして座れるよう、オットマンもご用意しました。
ソファ前には床座でも寛げるようギャッベをプラス。
織りが細かく精密な描写が美しいリーズから、草木染していない原毛を使って織ったタッチのよいナチュラルタイプにポイントで赤系統が入ったもので、ソファとリンケージさせて。
ル
ギャッベでゴロゴロできるよう大きなセンターテーブルではなく、コンパクトなサイドテーブルを合わせて。
コの字型で座面に挿して使えるのでリモコンや飲み物などを小脇に置きやすく、センターテーブルと違って物を置く際に都度前かがみにならなくて済むので寛ぐのに適したアイテムと言えます。
天板には物が転がって落ちないよう浅く溝を切ってあったり、コーナーの組付けには「あられ組」といった伝統的な木工の仕口を採用してあったり、小さいながらも丁寧に作ってありショップでも人気のあるモデルです。
大判とは言えショップではA2サイズほどのサンプルから生地を選びますので、少しご心配もあったようですが、実際に仕上がったソファが想像以上に素敵なイメージでご夫婦ともにご満足いただけた様子に安心いたしました。
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COMMENT
H様、お忙しいなか納品にお時間いただきありがとうございました。
末永くご愛用くださいませ。