WORKS
納入事例
名東店
名東区 K様邸
オーダーで製作したオリジナルテレビボード。名東区・K様
WORKS ITEM
納入商品
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テレビボード
オーダーテレビボード Horizontal
EXPLANATION
詳細情報
名東店の松崎です、こんにちは。
今日も暑いですね。ちょっと動くだけで汗が無尽蔵に噴き出てきます。
昨日は525人もの方が熱中症で救急搬送されたなんてニュースもありましたし、作業や運動などで汗をかくことが分かっている場合は適度な水分・塩分補給を忘れずに。
さて、本日は名東店より名東区・K様邸にテレビボードをお届けしてまいりましたのでご紹介いたします。
コンパクトなサイズのオーダーテレビボード
K様はテレビボードのお買い替えでご相談いただきました。
既存のテレビボードが大きくて部屋を広く使いづらいため、コンパクトなサイズをご希望でした。
当店は自由設計でお客様の要望を形にしていることをお伝えすると、デザインなども含めてプランニングすることに。
オーダーで家具製作する場合は、まずご要望をヒアリングしながらスケッチを取っていきます。
幅はお手持ちのテレビを置いて少し余白がとれるW1,200mmで設定。将来テレビを買い替える際に多少サイズアップしても置くことができます。
デザインは格子デザインの「HORIZONTAL(ホリゾンタル)」を気に入られましたが、もう少しシンプルにしたいとのご要望。扉を閉じたままでリモコン操作ができるよう機材収納部は格子デザインはそのままで隙間のピッチをやや細くし、下半分はフラットな部分を残した吹き寄せ格子のイメージにカスタム。よりすっきり見せるために前板は分割せずに1枚デザインとしました。
図面から完成イメージまで
ヒアリングした内容を基にCADで作図しながら細かい部分の納まりや整合性をチェックし、お見積りをご用意いたします。展示のモデルを少しカスタムするセミオーダーの場合は出来上がりを想像しやすいですが、いちからオーダーで形を作っていく場合は仕上がりをイメージしづらいもの。
出来上がりのイメージが不安な方にはPhotoshopによる画像ハメコミで仕上がりイメージもご用意できます。図面から加工して制作するのでプロポーションは出来上がりと同様。これなら製作してからイメージと違ったなんてこともないことでしょう。
ファーストプランから多少修正を加えて最終的にに形にしたのが写真のテレビボードです。
シンプルな一枚扉デザイン
内部仕様。
外観は一枚の扉のようになっていますが、実は引出の前板が上まで伸びた構造になっており機器類収納部の扉を兼ねています。機器類収納部は配線の取り回しを考慮して背板に放熱を兼ねた大きめの配線孔を入れています。
スリット部分の裏側にはガラスが入れてあり、ホコリの流入を防ぎながらリモコンの赤外線を通します。機材は外から見えないデザインなのでテレビ周りをすっきり見せながら、機器類のリモコン操作は扉を閉じたままでもできるので機能的です。
スリットをやや細身の7mmに設定したので収納した機材は気配すら見せずすっきり。
なお、前板は「ロの字」に戸枠を一旦組んで、そこに格子を一本ずつはめ込む工法を採用していますが、上部の框は剛性が出せるよう幅を約60mmとっています。ただ、見た目の印象は格子が等ピッチに配されたように見えるようダミーの溝を入れてあります。
天板を見せない留加工で製作
天板と前板の合わさる部分の納まりは互いの木端を斜め45度にカットする「留(とめ)」。正面から見たときの天板の厚みが露出しないのでよりシンプルな印象に仕上げられます。
引出の内装にはきちんと桐材を使い、四方蟻組やベタ底など昔ながらの工法を採用し頑丈な作りにしています。デザインや機能性に加えて、長く付き合えるよう構造も吟味しています。
素材は内装のイメージに合わせてウォールナット材をセレクトされました。
イメージどおりの仕上がりでリビングの雰囲気にもとても合っていて、K様にもご満足いただけたご様子で安心いたしました。
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COMMENT
K様、朝早くから納品にお時間いただきありがとうございました。
末永くご愛用くださいませ。