国産のタモ材を使用した特徴的なテーブル「Valere」

中川店の渡辺です。こんにちは。

今日も名古屋は気温がグングン上がり汗ばむ陽気となりました。

昨晩は窓を開けていると肌寒く感じるくらいでしたので

寒暖差で体調を崩さないよう十分注意したいと思います。

さて、今回は先日お届けしてまいりました名東区・Ａ様邸の

ダイニングセット納品事例をご紹介。

A様はご新築のお部屋にダイニングセットのお買い替えをご検討で

ご来店下さいました。

ショップの数ある展示の中からご夫妻のお目に止まったのは

緩やかなカーブを描くレッグ形状が印象的なテーブル「Valere（ヴァレーレ）」。

上質な国産タモ材のダイニング

天板にもRをさりげなくあしらった形状を大変気に入っていただきました。

ご案内させていただく中でお部屋のお写真を拝見させていただくと、

ダイニングスペースとつづきになるリビングには

タモ材の家具で素敵にコーディネートされたA様邸。

当初は空間に変化をつけるためウォールナットやチェリー材でお探しでしたが、

やはり明るい色味の材種でまとめた方が統一感が出るとのご判断でタモ材を選択。

最近では希少性の高い上質な国産材でご提案させていただきました。

天板と脚部の接合位置を少し修正し、オリジナルのデザインでご用意。

チェアはシンプルデザインの「CB」をアッシュ材にてご提案させていただき、

4脚とも織り柄のはっきりしたアイボリー系色で合わせていただきました。

天板は緩やかなカーブを描く

テーブル「Valere（ヴァレーレ）」は、緩やかなカーブを描いた脚部が特徴的。

また、天板は長手方向の中央部をR加工を用いて膨らませた

俵型の形状になっており、より柔らかな印象に仕上がっています。

脚は斜め４５度カットした2本を１本脚に見せて

脚部は無垢材の板を斜め45度でカットして接合する留加工によって

どちらの方向から見ても継ぎ目が見えなく、天然木の美しい木目が楽しめます。

国産タモ材が美しい

8/4インチ厚材から贅沢に削り出した国産タモの天板。

国産材は今では希少性も高く、上質な材を扱っている工房で

熟練の目利き職人が素材を吟味し、選別しています。

接合面はフィンガージョイントにて

32mm厚の天板の幅矧ぎには人の指を合わせたような形状に加工して合わせる

「フィンガージョイント」を採用しています。

面同士で合わせるよりも接着面積を広く取れるのでより強固な接合に。

また、こうすることで上下の動きを抑制する効果もあります。

シンプルで精度な作りのチェア『コンビ』

チェアはシンプルなデザインでありながら掛け心地の良い「コンビ」を4脚。

お手入れができるカバーリング仕様の座面生地には

ざっくりとした織り柄のベージュ系色を合わせられました。

見事なほどの削り出し

無垢材を削り出し、立体的に表現された細身でシャープな印象のチェアフレーム。

控えめな意匠によってテーブルのフォルムを際立たせたコーディネートで

まとまりのあるダイニング空間に。

お届け時にはテーブル天板の美しいい木目、

全体的にまとまりのある綺麗なフォルムなど「ずっと眺めていられる。」と、

ご満足いただけたご様子でした。