WORKS
納入事例
名東店
あま市 I様
よりシンプルにカスタム。サイドボード「Natante」
EXPLANATION
詳細情報
名東店の松崎です、こんにちは。
すっかり春らしい気候になってきましたね。
毎朝、近所の桜並木を見ていますが開花にはもう少しかかりそう。
待ち遠しいですね。
さて、昨日名東店より、あま市・I様にサイドボードをお届けしてまいりましたのでご紹介。
サイドボード「Natante(ナタンテ)」をカスタマイズ
I様はお住まいが変わるのを機にリビングのイメージにあうサイドボードをお探しでした。
いろんなお店をまわったそうですがなかなか気に入るものに出会えず、探し回るうちに当店に辿り着いたそうです。
いろいろご覧いただき気になったモデルから最終的にI様が選ばれたのはサイドボード「Natante(ナタンテ)」。
床からの立ち上がりをかなり広く取り、細身のレッグで箱を浮かしたイメージのサイドボードですが、収納容積重視ではなく単体で置いても絵になるようにデザインしたモデル。収納目的と言うよりはリビングに置いても様になるデザインの良いものをお考えだったI様にはちょうど良いサイドボードです。
インセット仕様でシンプルデザイン
扉や引出前板は本体の箱にかぶせる納まりでなく、内部に納める「インセット」の納まり。本体枠の面形状はカットを入れて階段状とし、露出する見えがかり部分が薄くなるようにしてあります。全体的に線の細い上品なイメージにしてあります。
イーゼルに絵を置くように、本体の箱は細身で組んだレッグに載せる構造。
ぴったりくっつけるのではなくわずかに隙間を設けることで、箱が浮いたような印象になるようにしてあります。
ウォールナット材の木目を通して製作された前板
材を水平方向にとり、木目を通すことでよりシンプルで整ったイメージに。
天然木は見る角度で濃淡が変わるので、一般的な扉は垂直方向、引出は水平方向で木取りをすると引出部分だけ色が変わって見えてしまいます。製品イメージに合わせて木取りにも配慮してあります。
ショップの展示は細かい引出5段にしてありますが、ある程度入れる物に合わせて分類・収納しやすいよう引出の深さを2種類にカスタム。またショップではオリジナルの真鍮ツマミをつけてありますが、リビングのイメージに合わせてツマミをなくしフラットなデザインとし、よりシンプルな印象にカスタム。
伝統的な工法で堅牢なつくり
製品の表には出ない部分でも、構造に関わる部分はきちんと吟味してあります。
扉の反り止めには吸付き蟻桟を採用。昔ながらの木工の仕口(しくち)ですが、台形に切った溝に、同じ形の加工した桟を差し込んで反りを抑えます。
引出も昔ながらのやり方で。内装にはきちんと桐材を使い、四方を蟻組で組み、底板も薄いベニヤではなく6mmのベタ底としています。
素材やディテールを少し変えるだけで結構印象が変わるのですが、セッティングが終わると「かっこいい」とI様にも気に入っていただけたご様子で安心しました。
WORKS ITEM
納入商品
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COMMENT
お引越しされたばかりでお忙しいところ、納品にお時間いただきありがとうございました。
末永くご愛用くださいませ。