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WORKS

納入事例

名東店

中村区 Y様

壁面形状に合わせたウォールキャビネット&デスク。

/

WORKS ITEM

納入商品

  • オーダーメイド家具

    オーダーテーブル

  • オーダーメイド家具

    オーダーウォールキャビネット

EXPLANATION

詳細情報

名東店の松崎です、こんにちは。

現在、中川店・名東店の両店では「オーダー家具フェア」を開催中。

配送費などの無料特典がありますし、普段よりもオーダーのご相談にスムーズに対応しやすい体制にしていますので、既製品を見て回ったけど思うものがないというお客様はぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

さて、本日は名東店より中村区・Y様邸にオーダーのウォールキャビネットとデスクをお届けしてまいりましたのでご紹介。

マンションにオーダーデスク&収納を施工

Y様は新築マンションにお引越しされるのを機に、ダイニングスペース壁面に合わせたウォールキャビネットとデスクをお探しでご来店。

マンションの場合、オプションとして造作家具の製作も可能なのですが、せっかく作るのに人工的で不自然な木目の化粧シートで仕上がるのが好きになれず、きちんと天然木を使ってオーダーで家具製作できるショップを探して当店に辿り着いたそうです。

 

初回来店の際に壁面の展開図をお持ちいただいたのでサイズなどはそれを基に計画。

プランニングする際は設置場所のサイズや環境が分かるといろいろとスムーズ。

平面図や高さ方向の分かる展開図などがあればそれら、無い場合は大まかでも採寸してお知らせいただけるとプランニングしやすいです。

 

マンションのオプションでも検討されてらっしゃったのである程度イメージも固まっており、それらのご要望をヒアリングしながらスケッチを取っていきます。

このスケッチを基に作図していきますが、たとえばウォールキャビネットのファーストプランがこちら。

マンションではよくあるのですが、天井に梁が出ておりそれに合わせてまず外形が決まります。

この外形から収納部を割り付けていきますが、向かって左が梁で一段下がるのでここで一旦割り、残りを均等割りにしています。

 

昨日のブログでも書きましたが、フルオーダーの場合仕上がりをイメージしづらいので画像処理による仕上がりイメージを作成することもできます。

初回来店から1~2週間でファーストプランの図面、仕上がりイメージ、お見積りなどの資料をご案内。

イメージや金額が具体的になってくると、「ここをもう少しこうしたいな」といった新たなご要望が出てくるケースが多いので、修正を加えながら最終的な形にしていきます。

 

やりとりを重ねるうちに修正された主な点は、

・ウォールキャビネットのオープン部分はやっぱり扉があった方が良い

・間の棚は優先順位が高くないので後から製作しても良いかな

・キャビネットにはファイル類を収納するのでそれに合わせた内寸設定で、箱自体の高さをもう少し小さくしたい

などなど。

 

ウォールキャビネットは最終的にこのようになりました。

これらの過程を経て形になったのが冒頭の写真です。ではディテールを見ていきましょう。

A4サイズを効率的に収納できるように設計

ファーストプランでは1ブロックに2枚だった可動棚は、ファイル類を入れるとのことから1枚にし、ファイルの大きさに合わせた位置を基準に30mmピッチで調整できるようにしてあります。

デスクはショップに展示してあるテーブル「VG2」のデザインを気に入られたので、それをベースに壁面サイズに合わせて製作しています。

木目を通して製作したブラックチェリーの扉

ウォールキャビネットは圧迫感や重々しさを感じないよう、フラットなデザインで。

扉の開閉には、ツマミやハンドルのように出っ張るものを付けるのでなく、扉を本体よりわずかに垂らすことで手掛けとする仕様にしています。

木目は水平方向にとり、扉をまたいで木目を通すことで一体感のあるイメージとなり、よりすっきりした印象になります。

フィラー加工で壁面に隙間なく加工

ウォールキャビネットは壁面有効と同じサイズでつくると施工しづらいため、わずかに小さく製作します。

施工の際はレーザーで水平を出しておいてまず本体を壁面に固定し、壁面との隙間には共材で作った棒状の「フィラー」という部材で埋めます。

どの物件でも多少の不陸(ふろく・平らでなく凹凸があること)があるので、鉋(かんな)で削って調整しながら入れていきます。

 

デスクも壁面いっぱいに製作するので、幅木をよけられる仕様で。

側面側は天板よりも幅木分内側に控えた位置に取り付けてあります。両サイドの壁面にコンセントがあるのでコードを通せるように。

背面側の脚は幅木の厚み・高さに合わせて部分的にカットする方法で壁にぴったり付けられるようにしてあります。

 

主にパソコンを使うスペースとなるので配線用の切欠き加工を入れて。

将来的に周辺機器が増える可能性もあるので両サイドに設けてあります。

 

今回、Y様からは少し変わったオーダーも。

以前のブログ記事で私が息子用のデスクを子供と一緒にオイル仕上げしているのをご覧になり、ご自身で塗装してみたいとのご要望。

オイル自体は天然由来なので有害な物質を含みませんし、塗装も難しくないのでお客様自身でも塗ることが可能です。

自分で手を加えたものは愛着も深まりますし、手を掛けたぶん大切にお使いいただけることでしょう。

こういうの大賛成です。

デスクは無塗装の状態でご用意し、Y様がオイルを塗って仕上げられました。

「筋肉痛になりました~。」と笑いながらおっしゃってましたが、丁寧に乾拭きされてましたしとっても綺麗な仕上がりでした。

思い入れのある家具となりましたし、末永くご愛用いただければ幸いです。

住環境や暮らし方にフィットした家具は日々の生活を快適で豊かなものにしてくれることでしょう。

個々のお客様に合わせて理想を形にできるのが、私たちVigoreです。

お気軽にご相談ください。

COMMENT

Y様、朝早くから納品にお時間いただきありがとうございました。

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