アクセントカラーを効かせたリビングダイニング

こんにちは。中川店の渡辺です。

私のまわりでは暑いのが苦手という人が多いように感じられ

これから訪れる「夏」に備え、暑さ対策を講じる声をよく耳にします。

家の中での暑さ対策というとなかなか連想しにくいとは思いますが

最近では羊毛100％の手織り絨毯「ギャッベ」を求めてご来店くださる

お客様が多く、調湿性の高いギャッベのウールは実は夏場でも涼しく、

年中快適にお使いいただくことができるのです。

さて、今回はそんな快適な「ギャッベ」をお迎えいただいた

海部郡 大治町・N様邸の納品事例をご紹介。

ご新築を機にギャッベとダイニングセットをお探しでご来店下さいましたN様。

ショップの壁面に掛けられた1枚の「ギャッベ」に一目惚れ。

真っ赤な草木染『ギャッベ』

お話を伺うとキッチンカウンターとバック収納の一部にアクセントカラーとして

「赤」を取り入れたお部屋にあわせて、

リビングには赤一色の「ギャッベ」を探していたとのことでした。

ご要望に近いサイズでイメージ通りの「ギャッベ」に出会え、

お迎えいただくことができました。

ダイニングテーブルはご夫妻の好みが一致し、4樹種の組み合わせで

それぞれの素材感が楽しめる「DK09」をお選びいただきました。

４素材からなる『テーブル』

サイズは動線を確保し、家族4人でもゆったり使いたいということで

W1,500mm×D800mmで製作。

キッチン側は夫婦仲良くベンチチェアで、対面にはお子様用に

プレディクトチェアを2脚ご用意させていただきました。

座面の張地はそれぞれのイメージカラーで迷わずセレクト。

天板の剥ぎは「フィンガージョイント」

ダイニングテーブル「DK09」はウォールナット材・ブラックチェリー材・

メープル材・ホワイトアッシュ材の4樹種を使用。

天板の剥ぎは「フィンガージョイント」と呼ばれる工法を採用しています。

天板の動きの抑制や脚部の補強として用いられる幕板は、

奥行き方向に少し入ったデザインになっているので

チェアのアーム部との干渉を防ぎ、窮屈さを感じにくい構造になっています。

複数座れるベンチ『コンビ』

ベンチ「コンビ」はテーブルの脚間に納まるようW1,300で製作。

座面はカバーリング式となっていますのでファブリックのお手入れや、

将来的にカバー交換も気軽にしていただけます。

高さ調整で子供から大人まで座れるチェア

お子様の名前から連想されるカラーを2人のテーマカラーとして

普段からセレクトされることが多いとのことで、

プレディクトチェアの座面も全員一致で決定。

お子様たちも大好きな色のようです。

手織り絨毯『ギャッベ』

鮮やかな色彩で魅了する「ギャッベ」は紡いだ糸を

身近に自生する植物を使った草木染めで色づけしています。

「赤」は、あかねの木の根などから抽出した染料によって染めらています。

キッチンにもギャッベ

キッチンマットにはランナーサイズの原毛ベースの「ギャッベ」を。

脂分を多く含む毛質は汚れにも強いです。カウンターとの対比、

ベンチのファブリックとのコーディネートで選ばれました。

ポジティブを連想し、人を活動的にしてくれる色の「赤」。

アクセントカラーとして使うことにより、個性的で楽しげな空間となりました。