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WORKS

納入事例

名東店

尾張旭市 A様

ブラックチェリーの片側ベンチスタイルダイニング施工例

/

WORKS ITEM

納入商品

  • ダイニングテーブル

    Eredita(エレディータ)

  • チェア

    シーズン

  • アンボ

EXPLANATION

詳細情報

名東店の松崎です、こんにちは。

10年に一度と言われる寒波到来の影響か、寒い日が続きます。

ここ数日、最低気温がずっと氷点下なので、朝起きて布団から出るのに相当な気合を要します。

来週半ばからは逆に気温が高くなるようですが気候の変動が大きいので、みなさまご自愛を。

さて、本日は名東店より尾張旭市・A様邸にダイニングセットをお届けしてまいりましたのでご紹介。

ブラックチェリー材ダイニング

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A様は以前にソファ「AUTHENTICITY」の「Cモデル」をお求めいただいておりますが、今回はダイニングセットのお買い替えでご相談いただきました。

テーブルはいろいろご覧いただいたなかから、名東店デザインの「Eredita(エレディータ)」を気に入られました。

シンプルでモダンなスタイル

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「Eredita」は天板に8/4インチ材を加工してつくる40mmの厚材を採用。

使い勝手を考えて、スタンダードなダイニングによく使われる幕板(天板下にはいる反り止めなどの役割をするパーツ)を無くしたデザインにしていますが、厚材を使うことで見た目が貧弱になることもありません。

一般的な5/4インチ材を加工してつくる25mm程度の天板の場合、大きなサイズで製作したときに相対的に天板が薄っぺらく見えることがありますが、これぐらい厚みがあるとプロポーション的にもきれいです。

脚は90mm角脚にてどっしりと

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天板に厚材を使っているので、プロポーションを考えてレッグはやや太めの90mm角で。

エッジはすべて2mmRで丸めてあるので触れたときの当たりも優しく、親しみやすい雰囲気のディテール。

長年使ったテーブルはいい感じに角が取れて丸みを帯びていきますが、使い込んで自分に馴染んだ道具になったようなイメージです。

天板裏の反り止めは「吸付き蟻桟」

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幕板を無くしたデザインですが、無垢材は環境に合わせて動く素材ですから、もちろん反り止めは必要です。

「Eredita」には昔ながらの高度な木工の仕口(しくち)である「吸付き蟻桟」を採用しているのも特徴。

仕口とはネジや釘など金物が発達していなかった時代に、立体パズルのように互いのパーツを特殊な形状に加工して組み合わせる木工の技法。蟻の頭のように台形の形に切った溝に、同じ形の桟を差し込んで反り止めとしています。

ちなみに、必要な動きがとれるよう桟は接着せず、木端にできる刃物を通した溝は繊維方向を合わせて同じ形に加工した木片を接着して蓋しています。

板座のチェア

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チェアはシンプルな板座タイプの「SS」をお選びになりました。

オイル仕上げなので、座面が汚れたりキズついたりした場合はサンドペーパーで研磨してオイルを塗れば簡単に綺麗に再生できるのも利点です。

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座面はお尻と太ももが当たる部分を削って窪ませる「座ぐり」加工をしてあります。

ちょっとしたひと手間ですが、フラットな板座に比べると座面の当たりを強く感じることもなく掛け心地を良くしてくれます。

複数掛けられるベンチ

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片側はベンチのスタイルで。

ベンチはチェアと同様に板座のモデルをセレクト。

リビング側に配置しましたが、ベンチは背もたれがないのでダイニングからでもテレビが見やすく、来客にも対応しやすいなどの利点があります。

使っていない時はテーブルの中にしまえるのでダイニングもゆったり使えます。

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こちらも使い心地を良くする、ちょっとしたひと手間。

座面は2枚の板を並べたような仕様ですが、少しカットをいれて中央を谷の形状にすることでお尻の納まりを良くしています。

経年変化が楽しみなブラックチェリー材の天板

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材料は以前お迎えいただいたソファに合わせてブラックチェリーにて。

最初のブラックチェリーは、これぐらい明るいイメージ。

経年変化で深みを帯び味わいを増すことや、きめ細かい木肌や上品な木目の表情などが特徴。

以前お届けしたAUTHENTICITYソファ『Cモデル』

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少し引いて撮影した写真。

手前が以前お届けしたソファ。

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こちらは以前ソファをお届けした時の写真。

写真を見比べると、飴色に深みを増していい感じに育っているのが分かります。

今回お届けしたダイニングセットも同じように経年変化して馴染んでいきます。

素材を統一し、直線基調でソファとデザイン傾向を合わせたことで、まとまりのあるリビングダイニングになったかと思います。

ブラックチェリーの日々の変化は少しずつなので普段は気づきませんが、新たに家具を買い足した時などはみなさん一様に「こんなに明るかった?」と驚かれます。

今回お迎えいただいた家具たちもソファと同じように、経年変化を楽しみながら愛着を持ってお使いいただければ幸いです。

COMMENT

A様、お忙しいところ納品にお時間いただきありがとうございました。

末永くご愛用くださいませ。

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