WORKS
納入事例
名東店
千種区 N様
ディテールをカスタムした、TVボード「Meridiana」
WORKS ITEM
納入商品
-
テレビボード
Meridiana(メリディアーナ)
EXPLANATION
詳細情報
名東店の松崎です、こんにちは。
東海地方、梅雨明けしたみたいですね。
セミの鳴き声や雲の形、夏っぽくていいです。
さて、名東店より千種区・N様邸にTVボードをお届けしてまいりましたのでご紹介。
オリジナルテレビボード『Meridiana(メリディアーナ)』
N様はお住まいが変わるのを機にTVボードをお探しでご来店いただきました。
展示のTVボードそれぞれの特徴などをご説明しながらいろいろご覧いただきましたが、N様が気に入られたのは「Meridiana(メリディアーナ)」。
上質な大人のためのTVボードをイメージしたものですが、そこからさらにN様の好みに合わせてディテールをカスタムしました。
カスタマイズして製作
収納部の周りに少し余白を設けたり、側面を昔ながらの框組みにしたり、カットを入れた面形状にしたりと、凹凸のあるフォルムにすることで陰影を生みやすくしてあります。
陽が落ちて陰影が深くなると収納部が浮いたように見えますし、照明環境によって表情を変える面白さもあります。
最近は作りやすさを求めてパネルを組むだけのフラットなデザインも多いですが、のっぺりした立体感のないデザインは何だか味気なくチープに見えがちです。
アンティークガラス採用
素材選びにも少し配慮を。
一般的に使われるフラットなフロートの板ガラスではなく、シワが入ったような風合いのアンティーク調ガラスを採用。
もともとクールな印象の素材であるガラスですが、こういった表情のものであれば温かみもあり、10年20年と使った先を考えた時、経年変化して味わいを増す木部との相性もばっちりです。
お掃除ロボットが通る高さに設計
足元は立ち上がりを大きく取ったデザイン。
フローリングの露出が多くなるので見た目の軽やかさが出せることと、ボード下の掃除がしやすく衛生的でもあります。
「ルンバ」などのロボット掃除機も通れるように設計してありますし、フローリングモップや掃除機のノズルも余裕で通せるので普段の掃除が簡単です。
引出内部は『四方蟻組』『ベタ底』
見た目だけでなく、構造も吟味してあるのがVigoreの家具。
引出には内装にきちんと桐材を使い、四方蟻組・6mmベタ底など、昔ながらの堅牢なつくりを採用しています。
N様のご要望でカスタムしたのは、まず戸枠。
展示してあるものは戸枠40mm幅を基本設計にしていますが、もう少しボリュームを出したいとのご要望から50mmに変更しています。
引出の鏡板も標準設計は戸枠と面合わせにしていますが、凹凸感がもう少し出るようにとのご要望から少し奥へオフセットさせた納まりにしてあります。
また、サイズ感を少しコンパクトにしたいとのご要望から、総奥行きを標準設計から50mm浅く設定しています。
細かいディテール部分を少し変えただけですが、見慣れた「Meridiana」とはまた違った印象。
戸枠を10mm太くするだけで、こんなに力強い印象に変わるとは、またひとつ勉強になりました。
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COMMENT
N様、お引越し翌日でお片付けにお忙しいなか、納品にお時間いただきありがとうございました。
末永くご愛用くださいませ。