WORKS
納入事例
名東店
みよし市 K様
チェア「CH-V」をお届けしてきました
EXPLANATION
詳細情報
名東店の松崎です、こんにちは。
本日は、名東店よりみよし市・K様邸にチェアをお届けしてまいりましたのでご紹介。
K様邸には先日ソファやテーブルなどをお届けしております。
オリジナルモデル
ご主人と奥様がお選びになった「CH-V」。素材はブラックチェリーにて。
名東店オリジナルデザインですが、板座モデルのなかでも結構人気がある椅子。
ブラックチェリー材
板座でも掛け心地が良いように、お尻と太ももが当たる部分を削って窪ませる「座ぐり」加工がしてあります。
座面加工の途中の様子。機械でおおまかに削ったところですが、ここから製品のように滑らかな曲面に仕上げるのはもちろん人の手によります。
体をあずけた時や手を触れた時など、とても「しっくり」くるのは角のない曲面フォルムにしてあるから。
背もたれ笠木の途中の写真。材料の時点ではどれも角ばった板状のものばかりですが、これらをブロック状に積層し、余分なところを大まかに切り出したのがこの状態です。
曲面を削る南京鉋(かんな)や小さな豆鉋などを使い分けながら、あの曲面が生み出されていきます。
これらのパーツを研磨し、組み上げ、オイルで仕上げて製品になっていきます。
単なる食事の場所であった一昔前と比べ、寛いでも過ごしたりコミュニケーションをとったりする場所へと変遷してきた現代のダイニングでは滞在時間も長くなってきています。
「CH-V」は、そんな現代の生活スタイルに合わせ、座面後傾2°、背座角102°と少し休息性も持たせた設定にし、ダイニングで動きの多い女性でも使いやすいように、肘のデザインは出入りがしやすい半アーム形状にしてあります。
金属や樹脂などを使った工業製品と違い、型を起こしてコピー&ペーストのように効率よくできないのが木工仕事。
毎回切ったり削ったりしながら形にしていきますから手間も時間もかかりますが、良いものを作るには惜しんではいけないところなのだと思います。
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COMMENT
K様ありがとうございました。
末永くご愛顧下さいませ。