探し求めたサイドボード

こんにちは。名東店の古川です。

昨日の名古屋は突風が吹き荒れる天候でした。

そんな中、北区のU様邸にお届けしてきましたのでご紹介。

U様は何年か前にご新築をされ、そのときにもサイドボードを探して

いたそうですが自分達が気に入るものがなく見送られたそうです。

そんなU様の目に留まったのはVigoreオリジナルデザインの

サイドボード『Dardo』でした。

オリジナルデザインのサイドボード『Dardo』

中央の扉は引き戸タイプですので狭い場所でも開閉ができます。

扉は矢羽根貼りといい、同じ材料から木取りした突板を左右上下に対称に貼る

ブックマッチで製作。見る方向によっても色合いが変化します。

扉は矢羽根貼り

天板と側面は無垢材を使用し、木口を見せない留加工で製作してあります。

熟練の職人が高度な技術で加工しています。

製作難易度の高い『留め加工』

ウォールナット材は時間の経過とともに色合いがまろやかな茶色に

変化していきます。

U様は8年間、ウォールナット無垢材のダイニングセットを使用されており、

色合いの違いをご確認いただきました。サイドボードもこれから少しづつ

色合いが変化をお楽しみいただけます。

扉部の取手は無垢材を凹凸に掘りこんで製作されています。

上から下まで繋がっていますので開閉する際も楽です。

框組で組まれている側面。縦と横に枠を作り裏面から鏡板をはめ込んでいます。

縦框部分がそのまま脚部になっており横から見たときのデザインもスマートです。

家の幅木の高さ、奥行きに合わせて後ろ脚に切り欠き加工を施してあります。

そうすることで天板面、側面と壁面に隙間があかずすっきりとした印象になります。

幅木の高さに脚に切り込みを

ショップに来店していただいた時に奥様が『ずっと探していてやっと本当に気に入る

サイドボードに出会えた!』と嬉しいお言葉をいただきました。