スタッフ古川邸施工例　～リビング収納ボード＆キッチンボード編～

こんにちは。名東店の古川です。

前回に続きまして、私の自邸の施工例をご紹介いたします。

今回はリビングのデスク兼収納ボードとキッチンボードです。

家のプラニング段階では、リビングにクローゼット扉がついた収納でしたが、

それを変更して凹んだ部分にオーダーでリビング収納を施工しました。

フルオーダーで製作

まだ片付け途中でぐちゃぐちゃしておりますが、台部分の背面にはLANを含む

コンセントを配置して、ボード内にルーターやモデムなどの場所を確保してあります。

天板に配線孔を取り付けてありますのでパソコンや固定電話などの配線は

そこからボード内部へ落とし、配線類もボード内に集約しています。

矢羽根貼りの扉です。木目は同じ材料から取っていますので下左右の模様は

対称になっています。下部はペイントした壁面を生かすためにオープンで製作。

回は柾目材を使い、すっきりとした印象に仕上げてあります。

奥行きはA4ファイルサイズが入るように設計してあります。収納するものに

合わせられるように30mmピッチで可動できる棚が付いています。

部屋の凹んだ部分に施工した為、壁面サイズより少しだけ小さめに製作し、

隙間はフィラーにて埋めてあります。

現場で鉋で削りながら微調整をして取り付けてあります。

現場で施工

キッチンボードも同じくブラックチェリー材で製作しました。

吊棚の幅は155cmですが、下台はレンジ台を延長してありますので

総幅215cmとなっています。

下台の一番上段はカトラリーや小さめの器などを収納するため、

浅い引き出し収納。中央の2段目は食料品のストックなど3段目は2Lサイズの

ペットボトルが入る寸法になっています。

シンプルに仕上げました

前面はすべて横方向に対して木目が繋がるように木取りしてあります。

扉や前板は突板仕様ですが、周りは3mmのブラックチェリー無垢材で

面縁加工を施してあります。

本体に対して前面の扉や引き出しの前板はインセットの仕様で製作。

凹凸がなくすっきりとした印象を与えます。

次回は、ダイニングセット編をご紹介する予定です！