WORKS
納入事例
名東店
半田市 N様
Vigoreの新作チェア「CH-V」、納品事例
WORKS ITEM
納入商品
-
チェア
CH-V
EXPLANATION
詳細情報
名東店の松崎です、こんにちは。 最近、冷え込みが激しいですね。 昨晩、帰宅すると食卓には「おでん」が。 温かい食べ物が恋しくなってきたので、嬉しい晩御飯でした。(^^) お皿に盛られたおでんの中に、明らかに子供がかじったコンニャクを見つけて なんだか心もほっこりしてしまいました。(^^) さて、昨日名東店より半田市・N様邸にチェアをお届けしてきましたのでご紹介。
オリジナルチェア『CH-V』
N様は以前にテーブルと奥様のチェアをお届けしています。 今回はご主人様のチェアとして、新しくデザインした「CH-V」をお届けしてきました。 ご主人は板座で掛心地の良いものをお探しでしたが、なかなか気に入って いただけるものがありませんでした。 ちょうどその時にデザイン中だった「CH-V」のお話をしたところ、興味を持って いただき試作の仕上がりをお待ちいただくことになりました。 仕上がったプロトタイプをお試しいただいたところ、「待った甲斐がありました」と 気に入っていただき、この度お迎えいただきました。
ブラックチェリー無垢材を厚材にて
笠木は厚材を積層した木の塊から削り出して作られます。 職人泣かせな形状ではありますが、有機的な3次曲面は体への当たりも優しく 掛心地の良い椅子に仕上がっています。 ちょこんと肘を掛けられる半アームデザインなので、出入りのしやすさを持ちつつ 寛いで過ごすこともできる設定。 アームと背もたれの接合にはフィンガージョイントを採用。 強度を出せるのと、精密な加工は意匠性にもなるため。
座面は板座ですが、掛心地が良いように「座ぐり」加工をしてあります。 お尻と太ももが当たる部分を削り出してあるので、底付き感のない掛心地。
脚の形状は親しみやすく柔らかい印象の円筒形状で。 円筒形は芯を出すのにもコツがいりますし、幕板の接合部も脚の形状に合わせて 加工がいりますので手間は掛かりますが、製品の印象が柔らかくなりますし 触れたときや足をぶつけた時の当たりも優しいのでこの形状に。 頼りないイメージにならないよう、少し太めのφ40mmで。 現在、ショップではプロトタイプと並べて展示してあります。
左がプロトタイプ、右が製品版。 ディテールの違いで印象が大きく変わるのは、とても勉強になりました。
プロトタイプは、僕たちの歴史の一部として展示してあります。 ちなみに、非売品。(^^) どうやってカタチになっていたかもご覧いただけるかと思います。 たまたま構想し取り掛かっていたチェアがN様のご要望にぴったりだった訳ですが タイミングなどを考えると「縁」を感じずにはいられません。 記念すべき第一号のチェア。 末永くご愛用いただければ幸いです。
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COMMENT
N様、毎度朝早くの納品で恐縮ですが、お時間いただきありがとうございました。
末永くご愛顧下さいませ。