WORKS
納入事例
名東店
半田市 N様
テーブル「Eredita」とチェア「COMODO」納品事例
WORKS ITEM
納入商品
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ダイニングテーブル
Eredita
-
チェア
COMODO
EXPLANATION
詳細情報
名東店の松崎です、こんにちは。 さて、本日は名東店より、半田市・N様邸にテーブル&チェアを納品。
オリジナルデザインテーブル
N様はご新築を機にダイニングセットをお探しでした。 きっかけは、たまたまご覧になった当店のWEB。 その時のお住まいは常滑でしたが、とっても気になるお店だったとのことで遠方より お越しいただそうです。 素材や構造の話などいろいろご案内して気に入っていただいたのは、テーブル 「Eredita」とチェア「COMODO」。
天板厚み40mmブラックチェリー材
「Eredita」は8/4インチの厚材を加工して作られる40mmとボリュームを持たせた 天板、精度の高い加工が要求される「吸付き蟻桟」と呼ばれる仕口の反り止めなど シンプルなデザインの中に高い技術とこだわりを詰め込んだテーブル。
反り止めは「吸付き蟻桟」
写真の中央が「吸付き蟻桟」。 「吸付き蟻桟」とは、釘やネジを使わない伝統的な木工の仕口です。 天板裏に台形の溝を切って、同じ形に加工した桟を差込み天板の反りや暴れを 抑えます。桟は、木が環境に合わせて動けるように接着はしてありません。 最後にフタをしますが、天板と繊維方向は合わせてあります。 天然木は繊維方向によっても収縮率が違いますが、繊維方向を合わせるのは 木が動いたときにフタが外れないようにするためです。
変化が楽しみなブラックチェリー材
素材は飴色に味わいを増すエイジングを楽しめるブラックチェリーで。 深みを増していく様子は、ヌメ革の経年変化にも似ています。 「育てる楽しみ」もある素材。
セミアームチェア『COMODO』
チェアはいろいろお試しいただきましたが、奥様の体型や過ごされ方にちょうど 合っていたのが「COMODO」でした。
ダイニングで過ごす時間が長い方には、背もたれにも詰め物が入れてあり休息性を 持たせた設定は寛いでも過ごすことができます。
「COMODO」は、ちょこんと肘を掛けられる「半アーム」デザインですが、ダイニング で出入りの多い女性にとっては肘が邪魔にならないので使い勝手も良いです。 かなり細身のデザインですが、強度も確保できるように接合方法にも工夫が してあります。 「持ち出し」と言いますが、アーム部分の接合部をつまんだように削り出し、そこに 後脚を固定してから僅かな段差を研磨して磨り合わせます。 高い精度や手間を要求されますが、道具として長く使えるクオリティーを持たせる ひと手間です。 素材はテーブルとは少し変えて、ウォールナット材にて。 奥様の身長に合わせて座面高を調整して製作いたしました。 ちなみに、ご主人のチェアは現在製作中で、名東店オリジナルでデザインした椅子。 ご来店の際はまだ設計段階でしたが、たまたまご主人のご要望にぴったりの仕様 だったのでお話したところ興味をもっていただき、プロトタイプの仕上がりをお待ち いただきました。 仕上がったプロトタイプをお試しいただいたところ、「待った甲斐がありました」と 嬉しいお言葉をいただき、記念すべき第一号の製品をお迎えいただけることに なりました。 お届けしたら、また改めてご紹介させていただきます。
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COMMENT
N様、本日は朝早くから納品にお時間いただきありがとうございました。
末永くご愛用くださいませ。