2022.10.09
テレビボード「Onda(オンダ)」入荷
中川店の松崎です、こんにちは。
急に冷え込みましたね。
こう寒暖差が激しいと着ていく服選びや体調管理が大変です。
急な気候変動で体調崩しやすいと思いますので皆さまご自愛を。
さて、先日中川店に新しいテレビボードが入荷しましたのでご紹介。
中川店のオリジナルデザインなので、もちろんフルオーダー対応可能です。
ガラスや金物など、素材選びにもこだわった上質を好む大人のためのテレビボード。
既存モデルにない要素や普段お客様からいただくご要望などをエッセンスとして加えてあります。
近年は中を見せない「格子デザイン」が流行しましたが、デザインからくるデメリットも。
■見せないゆえの弊害
隠すことには長けていますが、「機材のON・OFF状態が分からない」、「予約状況わからない」など、インジケーター類が見えないことによる使い勝手の悪さ。
■お手入れのしにくさ
格子部分にたまるホコリなどの掃除に関して、特に細いピッチの格子デザインほど指が入らないため掃除しにくいとの指摘が少なくない。
これらのデメリットに加え、今となっては市場にあふれることとなった「格子デザイン」は似たり寄ったりで個性がない印象となり、敬遠される方も散見されるようになりました。
【見せると魅せる】
「Onda」は扉にフランス製アンティークガラスを採用。
風に揺れる水面を思わせる波型のテクスチャが特徴的。
元々ガラスはクールな印象を持つ素材ですが、自然の造形を模したテクスチャは温かみがあり、天然木との相性もとてもよくなります。
ブロンズガラスのようにブラウンカラーが入ったタイプ。
波型のテクスチャも合わさって中に収納した機材などを丸見えにしない「遮蔽性」を持ちながら、インジケーター類はきちんと視認できる「透過性」のちょうど良いバランス。
必要な情報は見せながら、意匠としても魅せるデザイン。
【曲線ディテール】
「Onda」は戸枠の内側に緩やかな曲線カットを入れたデザイン。
波型のガラスも相まって、船窓から眺める海のごとく、自然の風景を切り取ったような美しい意匠。
戸枠や引出前板のエッジも5mmRの丸面取り加工をしてあり、見た目も触れても優しい形状に。
量産品がチープに見えやすいのは、カクカクしたディテールにも一因があります。
曲線デザインの加工は難易度が高くなるのと、シートなどを貼って作る仕様のものはエッジが削れないためおのずと角ばったデザインになってしまいます。
無垢材は切ったり削ったりできるので曲線デザインでも加工できますし、加工精度や技術力が高い工房だからこそ可能な曲線ディテール。
【エイジングを楽しめる素材】
「Onda」には真鍮製のハンドル、スリーブを採用。
プラスチックはもちろん、塗装やメッキ仕上げの金物は、使っていった先に美しくなることはありません。日々ついていくキズや汚れでみすぼらしくなる運命。
無垢の真鍮を加工して作った生地仕上げの金物は、エイジングで表情を変えていきます。
初々しく輝くゴールドは次第に枯れて円熟味を増し、軽く緑青を纏った姿などは趣深さすら覚えます。
天然木と同じようにエイジングで味を増す金物。
使うほどに美しく、まさに育てる家具。
【テレビ周りを美しくする配線経路】
せっかくおしゃれなテレビボードを置いても、あちこちからケーブルが露出していては見た目があまりよくありません。
「Onda」はあらかじめ配線経路にも配慮した設計で、本体内部で各機材同士の配線が完結させられます。
フルオーダー対応可能ですので、お手持ち機材や壁面プレート位置にあわせて適宜切り欠きを入れたり金物を埋め込んだりと細かいカスタムにもお応えいたします。
扉や引出の開き勝手など、写真では分かりにくい部分は動画でもご紹介しております。
ご興味ある方はこちらも参考に。
製品の特長など詳細は下記バナーリンク先ページ「テレビボード Onda」にてご覧いただけます。
ご興味ある方は、ぜひ中川店へ。
機材にあわせての内寸設定など、各種カスタムもお気軽にご相談くださいませ。