2022.08.03
備後デニムのLDチェア、入荷しました
中川店の松崎です、こんにちは。
日本気象協会が最高気温40℃以上の日を「酷暑日」、最低気温が30℃以上の夜を「超熱帯夜」と呼称するなんてニュースがありましたね。※気象庁の定義ではありません
昔は40℃超えることなんてなかったのに、呼称を決める必要があるぐらい一般的な事象になったということですね。
屋外で作業される方はもちろん、屋内においても熱中症への注意が必要です。
今夏は環境的に熱中症のリスクも高くなっていますし、新型コロナ感染者増加による医療機関のひっ迫から救急搬送や治療が遅れることも考えられますので、遠からず自分にも及びうる危険として普段からケアする必要がありますよね。
さて、先日中川店に新しくチェアが入荷したのでご紹介。
LDチェア「WAON(和温)」。
デザインは家具デザイナーの「小泉誠」氏。
フレームは台形状に組んだ構造で、細身ながら剛性は高い。
パーツ接合部の各コーナーは丸みを帯びたフォルムにしてあり、使い心地も視覚的にも優しいデザイン。
接地面が広いスキー脚なので畳を痛めにくく、和室や畳コーナーなどにも採用しやすいモデル。
アームと後脚の接合部拡大。
外側はラウンド形状にしたパーツを凹凸状に組む納まりで、意匠的なポイントに。
内側はアーム側をかぶせた一般的な突き付けですが、後脚の木口を半分ずつ異なる形状に加工していることが分かります。
ユニークな仕口ですが、こういった細かいところへの配慮はさすがデザイナーの仕事といったところです。
「WAON」はダイニングはもちろん、ソファに近い休息用途のチェアとしてリビングでも使える設定。
座面はやや詰物を厚くとることでソファに近い掛け心地。
幅はややコンパクトめの設定なのでダイニングテーブルにあわせても狭くなりにくい。
座面はわずかに後傾させてあり、背座角も直角より開いた設計で休息性を持たせた設計。
低めのダイニングテーブルで過ごすLD兼用スタイルのチェアとしてもぴったり。
長く付き合えるよう、フルカバーリング仕様にしてあるのもうれしいところ。
汚れたら外してお手入れできて、将来消耗した場合もカバーのみの交換で簡単にリフレッシュできます。
ただの置きクッション式でなく、半固定やボルトによる固定方式で普段背座クッション部分がずれないように工夫されています。
製作は広島県府中市のメーカーですが、府中市が位置する備後エリアは日本最大のデニム産地としても知られています。
「WAON」には地元の優秀なテキスタイルとして、デニムも生地ラインナップに加えられています。
デニム生地は明治創業の老舗デニムメーカー「篠原テキスタイル」製。
糸の撚り方を工夫し、しなやかでふっくらしたタッチのデニムになっており肌触りも良いです。
備後デニムは3色展開ですが、それぞれのカラーを使ったパッチワーク仕様でも製作できます。
インテリアのアクセントとして取り入れても面白い組み合わせ。
製品の仕様や価格などは下記バナーリンク先製品ページでご覧いただけます。
「WAON」は中川店でお試しいただけます。
ご興味ある方はぜひショップにて。