2021.10.02
入荷製品情報、テーブル「CARAMELLA」
中川店の松崎です、こんにちは。
中川店では本日より「一枚板テーブル展&ダイニングフェア」を開催中。
本日は入荷したばかりの製品をご紹介。
人気ブランドのひとつ「HIRASHIMA」の「CARAMELLA(カラメッラ)」シリーズからダイニングテーブル。
今までオークで展示しておりましたが、ウォールナットに材種変更してサイズも大きなものでリフレッシュ展開。
一番の特徴は長手側から見たときのこのボリューム。
天板をこの厚みで作るのは現実的ではありませんので、構造にひと工夫あり。
脚をサッカーゴールのような形に組み上げてから、実際の天板にかぶさるように挟む構造にすることで見かけ上の天厚にボリュームを出しています。
脚のコーナーは互いの木口を斜め45°にカットして組む「留組(とめぐみ)」。
ただ接着するのでなく、木口を刃物でギザギザの形にして組む「フィンガージョイント」を採用。
平面よりもギザギザの面にした方が接着面積を広く取ることができるので接合強度も高くできます。
短い辺の妻手側もひと工夫。
長手側と見付けの厚みを同じにしてありますが、ただ材を付け足すのではなく、天板サイズより長い材から両端を一旦カットし、木口を留め加工して折り曲げるように組むことで木目が通るディテールに仕上がっています。
ちょっとしたことですが、取って付けたようなイメージにはなりませんし、木目が通るのでチグハグに見えることもありません。
木部素材はオークとウォールナットの2素材展開。
天板サイズは正方形で3通り、長方形で21通り(幅7×奥行3パターン)からセレクト可能。
ご覧になりたい方は、ぜひ中川店へ。