2021.07.08
北欧風、流線形テーブル「Valere」入荷
中川店の松崎です、こんにちは。
6月に商品入れ替えを兼ねてクリアランスを掛けましたが、リフレッシュして再展示するものや新規導入のものなど徐々に入荷してまいりました。
先日、中川店に入荷した製品をご紹介いたします。
テーブル「Valere(ヴァレーレ)」。
こちらはサイズ・素材を変えてのリフレッシュ展示。
以前はブラックチェリーで展示しておりましたが、最近オーク系のナチュラルイメージでのニーズが増えている背景やデザインとの親和性を考慮してオーク材で。
デザイン的には緩やかな曲線のディテールを取り入れ、優しく上品なイメージ。
天板は中央が少し膨らんだ樽型のバレルドシェイプデザイン。パルテノン神殿などにみられるエンタシスのように、大きなサイズで作った際に見た目の安定感が増したり、錯視による歪みを軽減して自然な矩形に見せる効果も。
レッグは先に向かって細くなるテーパードデザインで凛とした佇まい。
よくあるストレートのカットではなく、緩やかなアール形状のカットとすることで優しく上品に。
有機的な曲線ディテールを多く採用したデザインなので、同じデザイン傾向の曲線使いデザインのチェアともコーディネートしやすいです。
天厚はやや厚めで、一般的に家具用材で使われるものより厚い6/4インチ製材を加工して作る「30mm」天板。画像はグレーシャーオークですが、等級選別される製材からFAS(First And Second)グレードを使用するためどの材もとても綺麗。
レッグがかなり特徴的なデザインですが、美しく見えるように製法にもひと工夫。
2枚の板をL字状に組み合わせて作りますが、接合面を互いに斜め45度にカットして組むことで表に材の厚みが露出することなく、角材から削り出したような美しい見た目に。
妥協ない製法が美しさを生み出しています。
天板裏。レッグは取り付けた際にプレートやボルトなどの金物が丸見えにならないよう、天板裏を少し削って埋め込む取り付け方法を採用。「こんな手間のかかることしなくても」と思うかもしれませんが、テーブル下からボルトの頭が覗いてたら一気に安っぽく見えて興ざめしてしまいません?
アームチェア等を合わせやすい幕板なしデザインですが、天板の反り・暴れはきちんと抑えられるよう裏面に反り止め金物も埋め込んであります。
見た目だけでなく、素材や構造などもきちんと吟味してあるところがVigoreらしいですよね。
製品の詳しい特徴や対応材種、価格などは下記バナーリンク先製品ページでご覧いただけます。
カスタムも自由自在なので「こうしたい」といったご要望あれば中川店までお気軽にどうぞ。
合わせてチェアもご紹介。
こちらは新規導入。
サイドチェア「CR」。
一般的に座枠はロの字に四角く組まれる構造が多いですが、CRはX字型に貫をクロスさせた構造が特徴。
座枠が露出しないので脚の上に座面が載っているような印象で軽快なイメージ。脚が対角で芯を通る構造となるため隣り合う脚同士は平行でなく斜めに向かい合うこととなり、見る角度で脚の太さや印象が変わって見えるデザイン的な面白さもあります。
背もたれ笠木は背中に添うように緩やかに曲げ加工されています。
後脚に上下2本の桟を渡した構造ですが、細い線で受けると背中に食い込むような強い当たりとなってしまうため、中央にブロックを挟んで面で受けるデザインとすることで背あたりを良くしています。
座面の芯材である積層合板はゆるやかな凹面形状に成型してあるため、お尻の形に受けてくれて底付き感が出にくいです。
角を大きく落としたラウンド形状の座面が可愛らしいですよね。どこかキュートに見えるのはこういったディテールからきているのかもしれません。
幅は約480mmとコンパクトめの設計で重量が約4kgと軽量で扱いやすいことや、肘がないデザインなので出入りがしやすいことから、立ったり座ったりが多い女性にもおすすめ。
こちらも製品の詳しい特徴や対応材種、価格などは下記バナーリンク先製品ページでご覧いただけます。
なかなか掛け心地も良いので、中川店でお気軽にお試しください。
Vigore両店にて開催 『お家時間応援・還元フェア』
7月25日(日)まで