2017.01.08
『 ギャッベフェア 』 開催のお知らせ
こんにちは。名東店の古川です。
Vigore名東店の2017年の第一弾イベントとして『ギャッベフェア』を
開催することが決定いたしました!
期間は2017年1月21日(土)~2月5日(日)までとなります。
期間中は大小あわせて約360枚のギャッベを一度にご覧いただけますし、
通常価格からプライスダウンの「特別価格」でお求めいただけます。
また展示期間の長い一部のギャッベは最大で40%OFFのクリアランス価格で
ご提供いたします!
ギャッベとは?
ギャッベは、イラン南西部、ザクロス山脈に抱かれた古都『シラーズ』を基点に遊牧生活を営む「カシュガイ族」により伝統的に織り続けられてきた、毛足の長い手織りの絨毯。
すべて織り子の感性で織り上げられるギャッベは同じ物がひとつもなく、どれもが「世界にひとつ」。
上の画像は実際にカシュガイ族が暮らしているテント。
テントの中にギャッベが敷き詰められているのが分かります。
一緒に暮らす羊たちの毛を刈り、紡ぎ、身近にある草木で染め、それを使って織り上げられます。天然素材・天然染料を使った絨毯は人にも優しく安心。
また、しっかりとノット(結び目)が打ち込まれたギャッベは、50年以上使えるぐらいとっても丈夫。
ギャッベに使われるのは「羊毛(ウール)」。
皆さんが思い浮かべるのはニュージーランドウールに代表されるメリノ種などの平地で育つ羊でしょうか?
ギャッベには、イランの高地で暮らす羊の毛が使われます。イラン高原は標高1,000mを越す高地。寒暖の差が大きく乾燥した厳しい環境で暮らす羊たち は、身を守るために「ラノリン」という脂分を多く含む長い毛で覆われ、キメも細かいのが特徴です。そんな特徴から「保温性・保湿性・伸縮性」に富み、脂分 を多く含んだ毛は光沢があり劣化を防ぎます。
ギャッベは女性の「織り子」によって、すべて手織りされていきますが、ここまでくるには刈り取られた羊の毛を手で紡いだり、草木染めで染色したり、非常に多くの人の手が入ります。
ギャッベを織り上げるには小さなマットサイズで約一ヶ月、大きなラグサイズになると数ヶ月の時間を費やします。
染色に使われる染料は、わずか5色「赤・黄・茶・緑・青」。
この5色の織り込み加減によって、点描画のように多彩色を表現していきます。 近年は、輸出増加などの背景からテント脇ではなくシラーズ周辺の共同染色場に持ち込まれるケースも増えていますが、植物染料による「草木染め」は固く守られています。
上の画像は前回のギャッベ・フェア開催時の光景です。
色とりどり・大小様々なギャッベがたくさん集まります。
リビングルームにギャッベを一枚敷くだけでお部屋の雰囲気は格段に変わります。
ギャッベで変わるインテリアシーン
実際の施工例をご覧ください。
ぜひ、この機会に運命の一枚を探しにVigore名東店まで足をお運びください。