2015.02.24
長く快適に使えるギャッベ
こんにちは。名東店の古川です。
名東店へご来店いただくとまずお客様を出迎えるのは入口に敷いてあるギャッベ。
もう2年間使用していますがその間に水洗いやクリーニングなど特別な事はせずに普段の掃除機だけのお手入れです。もちろんお店の玄関ですのでお客様は靴を履いていらっしゃいますし、雨の日には靴は濡れています。ですが、お店のギャッベは毛足が寝ていることもなく、汚れもほとんどついていません。
昨年、ご来店していただいたお客様はこのギャッベをご覧いただきご自身が経営されているサクイルショップの玄関にもぜひ敷きたいとお気に入りのギャッベをお店の玄関用にお買い上げいただきました。そのお客様との話では『リース契約でマットを2週間に一回程度交換してもらっているが、そのリース代金の約1年分~1年半分でギャッベが購入できてしまいます。』とのことでした。
Vigore名東店でも以前は同じようにリース契約でマットを交換していましたが、ギャッベの堅牢さをお客様に知っていただくために玄関用のギャッベを導入しました。
ギャッベに使用されている羊毛はイランの高地で暮らす羊の毛が使われます。 イラン高原は標高1,000mを越す高地。寒暖の差が大きく乾燥した厳しい環境で暮らす羊たちは、身を守るために「ラノリン」という脂分を多く含む長い毛で覆われ、キメも細かいのが特徴です。
そんな脂分の多 い羊毛は水などをこぼしても表面で弾くので中まで染み込みにくく、汚れもつきにくいです。
そんな特徴から「保温性・保湿性・伸縮性」に富み、脂分を多く含んだ毛は光沢があり劣化を防ぎます。
ギャッベに使われる羊達はベージュ、茶色、こげ茶、黒などの毛色。そんな羊毛を染めずに織り込んだ原毛タイプのギャッベはより油分が強く残っているので汚れに強いのが特徴です。
下の画像のギャッベはそんな原毛の色を生かしたギャッベ達です。自然な風合いがいい感じですよね。また原毛を使ったギャッベは滑らかな手触りも特徴の一つです。
靴を脱いで生活をする日本人は原毛タイプのギャッベの良さをより感じやすいと思います。
化繊などで作られるアクセントラグなどのようにインテリアのアイテムというだけではなく、道具であるギャッベは寒い冬も湿度の高い梅雨時も暑い夏でも一年を通して快適に使えます。
今回のフェアにおいても以前にVigoreでギャッベをご購入いただいたお客様のリピートがとても多いです。そんなお客様が口を揃えていうのは、『本当に夏でも快適でした!』という言葉。日本では夏に絨毯という感覚がもともとないのですが、実際に使っていただくと汚れに強く、いつも快適であることを知っていただくことでキッチンなどにもギャッベを敷きたいとご来店いただいています。
最初はミニギャッベなどで試していただくのも良いかと思います。