2015.01.31
長く愛用できるソファの選び方。
こんにちは。名東店の古川です。
私の自宅では、TRES THE SOFA TAILOR(トレス ザ ソファテイラー)シリーズの『ソファTB』を愛用しています。小学2年生のわんぱく息子がいる我が家では、ソファの上で飛び跳ねるな!と注意するもそこは男子、やっぱりやってしまいますよね。しかしながら至高のソファシリーズ、AUTHENTICITY(オーセンティシティ)シリーズともに無垢材を使用した強固なフレームに高密度ウレタン、ハンガリー産のフェザーを使用しており、たまにメンテナンスをしてあげれば形が大きく崩れることなく長く愛用できる構造で制作してあります。
フレームのベースにはウェビングテープを一本あたり20kgのテンションで格子状に張ってありますので適度なクッション性もあり、金属製のコイルなどよりも高温多湿などの環境にも耐えられます。
下の画像は実際の制作過程でウェビングテープを張ったところですが、触ってみるとかなりのテンションで張り込んであるのでまるでトランポリンのようです。このテープを縦・横・斜めと密に張ることでフレームにかかる力が大きくなるため、合板などのフレームでは持たない為、天然木の厚材を使用しているのです。
座面の内部に使用されるウレタンは50~75kg/立米の高密度ウレタンを採用しています。お店に実際のサンプルが置いてありますが、今日ご来店いただいたお子様に20kg/立米のウレタンと50kg/立米のウレタンを触ってもらい『どっちが固いかな?』と問題をだすとすぐさま『こっち!』と50kg/立米のウレタンを指差しました。それぐらいはっきりと分かるウレタンの違いではありますが、ソファとして完成すると中身は見えず違いが分かりにくくなってしまいます。ウレタンの劣化は座り心地はもちろんのこと、形が大きく崩れるとソファのフォルムまでもが変わってしまいます。ソファをご検討の場合はぜひ中身を十分に吟味してお選びになってください。
またTRES THE SOFA TAILOR(トレス ザ ソファテイラー)シリーズのウッドフレーム以外のモデルにはアーム部や背面部分にも高密度ウレタンを使用しています。オーバースペックでは?と思われるかもしれませんが、実際の生活においては何気にアーム部に座ったりしてしまうものです。『TRES THE SOFA TAILOR(トレス ザ ソファテイラー)のソファは実際の生活視点で考えてスペックを決定しています。
では実際のメンテナンスはというと、意外に簡単なことなんです。お掃除のついでなどにカバーのファスナーをあけてパタパタ空気を入れてあげることで、良質なハンガリーフェザーは復元し、ふっくらとした感触に戻ります。
普段であれば座面を強めに叩いていただくだけでも効果はあり、フェザーは復元します。
ちなみに下の画像は先日、替えカバーをお届けしたW様邸の画像。最初の画像はカバーを変える前で、へたっているように見えますがウレタンはほとんどへたってはいません。
↑Before
スタッフがカバーを交換する際に上記でご説明したメンテナンスをするだけで下の画像のように復元するのです。
↓After
TRES THE SOFA TAILOR(トレス ザ ソファテイラー)ソファシリーズ、AUTHENTICITY(オーセンティシティ)シリーズともに全アイテムがフルカバーリングシステムを採用していますので何年後であっても替カバーの提供が可能です。
また替カバーの価格はリーズナブルな設定になっており、気分を変えたい時にはソファのカバーを気軽に変えていただけるようになっています。
長く愛用していただくためにカバーだけでなく、内部のウレタン、フェザーのバックなどパーツごとにメンテナンスができる構造になっています。
ご興味のある方はぜひ実際の座り心地や構造をお店に体感しにご来店くださいませ。