2014.10.08
ウッドフレームソファAlberoの新しいカタチ
中川店の渡辺です。こんにちは。
先日、息子たちの通う幼稚園の運動会へ行ってきました。
9月のはじめ頃、通園用のスリッポンタイプの靴では、かけっこの練習の際
途中で脱げてしまい上手く走れないと真剣な表情で訴える双子。
あわててスポーツタイプの靴を買いに行き「これで早く走れる!」と
公園で何度も練習し、モチベーションも上がったところでいざ本番。
結果は二人とも・・・。負けん気だけが空回りでしたが
クラス対抗の障害物リレーでは1番になれたと満足げに語っていました。
さて先日、中村区・I様邸へお届けした「至高のソファ」ウッドフレームシリーズ
Alberoに新しく追加されたモデルを中川店に展示の3Pサイズでご紹介します。
直線と曲線が織りなす立体的なフォルム。ソファ『Grado(グラード)』。
座り心地に影響する正面部分には大きな意匠は入れていないAlberoシリーズですが、
「Grado」は正面からみた佇まいも印象的。
ゆったりと肘を掛けられる幅広のアームを採用しても
重々しくなり過ぎないよう細身のパーツを組み合わせすっきりとしたレッグ形状で。
アームと前脚は水平・垂直。
ソファに最適な角度を出すためにやや後傾に設定された座面に合わせて
幕板にも角度を付けることで安定感が生まれます。
また、背面に向かって迫り出した幕板から繋がる後ろ脚の形状によって
圧迫感を感じにくい高さを抑えたフォルムに。
アームの中央部を支えるさりげなく装飾性を持たせた一本の部材。
美しいアールを描いた形状に加工を施してありますが、
曲線であることを強く意識させないディテールで
すっきりとしたシャープなデザインの中に
どこか柔らかな優しさを感じさせてくれます。
異なる厚みに削り出した材を、ボトムに向かって細くなるよう
片側のパーツに角度を付けて組み上げたレッグ。
強度が求められる部分の構造も吟味してあるのが「至高のソファ」。
無垢材だからこそできる複雑な仕口はフレーム剛性だけでなく、
見た目にも大きく影響する高い加工技術によって
すっきりとした印象を生み出しています。
横顔や後姿など、張りぐるみタイプでは表現しきれない、
美しいデザイン性を持たせられるのがウッドフレームソファ。
規則正しく並んだ背面スリットデザインは複雑な木口の仕口(釘やネジを使わずに
材を接合する木工加工技術)により生まれる造形美。
堅牢な構造は長く付き合っていけるための
高い技術と美しい意匠を合わせた結晶といえます。
背クッションはハンガリー産フェザーを充填したバッグのなかに
腰部をサポートする形状のウレタンを内包。
座クッションは同様にフェザーバッグに比重の異なる
高密ウレタンを積層したものを。
ウェビングボトムとの組み合わせで座面にかかる荷重を分散させ、
しっとり包み込まれるような掛け心地を実現しています。
※実際はウレタンはフェザーバッグに内包された状態です。
素材・構造・耐久性など、すべてにおいて妥協なくつくられた「至高のソファ」。
至福の掛け心地をぜひ、中川店でお試しください。