2013.10.02
「TRES THE SOFA TAILOR(トレス ザ ソファテイラー)ソファ」NEWラインナップモデル PartⅠ
こんにちは。中川店の渡辺です。
今日はVigoreでお客様より大変ご支持いただいております、
「至高のソファ」シリーズのNEWラインナップモデルをご紹介いたします。
美しいラインが生み出す有機的なフォルムが特徴のソファ『LE』。
フレームに少し遊び心を加えた大小の曲線や傾斜が生み出す独特のフォルムは
クッションのホールド性を担う、座り心地をしっかり計算されたデザイン。
ダブルアームのふっくらとしたフェザークッションで、
座面は継ぎ目のないワンシートタイプ。
素材・構造・座り心地など、純粋に高みを求めたVigoreの「『TRES THE SOFA TAILOR(トレス ザ ソファテイラー)ソファ」シリーズ。
今回は普段なかなかご覧いただくことができない①~⑤の切り口で見てみましょう。
まずは①:高剛性木枠フレーム。
骨格となるフレームには家具の表面材としてもよく使われる
「ビーチ・アルダー」などの無垢材を採用。
写真はアーム部や側面・背面に使われる合板を型どりしている様子。
各モデルの形状に合わせて一枚一枚型抜きされます。
合板はもちろんF☆☆☆☆(フォースター)仕様。材料管理も徹底しています。
アーム部分の固定には建築金物を改良して製作した独自の金具で締結するなど、
人の体重と常にかかってくるウェビングテープのテンションに耐える
絶対的な剛性・強度を持たせています。
②:ウェビングボトム構造
クッション性を持たせた本
体ボトムは、欧州の著名ソファブランドも採用している
「インテス社」のウェビングテープを使用し、独自の高密配列で、
しなやかに「しっとり」支える掛け心地を生み出しています。
W2,100の3Pソファでは、奥行き方向に2本の補強材が入りますが、
その上に掛けた場合でも底突き感がないよう補強材をえぐった加工が施してあり、
どこに座っても掛け心地が変わらない配慮がしてあります。
③フレーム面取り・本体ウレタン
フレームのエッジ部分は全て面取り加工がされていますが、
さらにウレタンをしっかり巻くことによって角当たり感がないよう、
細部にもこだわりがみられます。
こうすることによって角に誤ってぶつかったときの衝撃を和らげるだけでなく、
ウレタンや張地の消耗も軽減されます。
背クッションや座面だけでなく、本体のアーム側面や背面にも
きちんとウレタンフォーム材を使用しています。
良く見るとアーム側面のウレタン材が曲線でカットされているのがわかりますか?
均一の厚みのウレタンを使用するのではなく、
計算された掛け心地を実現するために曲線形状でカットする手間を惜しまず、
しっかりと「使い手側」の立場に立って妥協なく設計・製作されているのです。
④本体ベースカバー
ウレタンで肉付けされたフレームにベースカバーを張り込んでいきます。
ベースカバーと言っても下地形状がしっかり出せないと
最終工程で表面カバーがかけられたときに美しく仕上がらないので、
形状をみながら丁寧に張り込んでいきます。
どんな張地でも色合いなどに影響が出ないよう、
ベースカバーの色はグレーの生地を採用。
生地の重なり具合や張り具合、見た目より繊細な作業で
効率よりもクオリティーを優先しています。
⑤高密度ウレタン複層構造
『Zenit』のアームクッション、背クッションには上部20kg、下部30kg毎立米と、
上下で高密ウレタンの比重を変えてある珍しい積層パターンを採用。
後ろに腕をまわしても程良いクッションの柔らかさで、体に負担が掛からず
自然な体勢を維持できますし、腰部はやや硬めになっているので、
長時間座っていても腰が痛くならないようしっかりサポートしてくれます。
ワンシートタイプの座面は、トップから40kg・38kg・55kg毎立米の
高密ウレタン複層構造。
フェザーと合わせたふっくらとした包まれるような感触で、
どこに座っても横になっても寛げる自由度があるだけでなく、
やや深めに設定された奥行きによって長身の男性でも窮屈さを感じさせません。
一般的なソファの座面によく使われるウレタンは20kg毎立米といった程度で、
柔らかいタッチは出せますが、消耗が早くすぐにへたってしまいます。
少し話が戻りますが、ボトム構造にはウェビングの他に「Sバネ」や
「コイルスプリング」などの金属バネを使った製品もありますが、
座面のウレタンを全体で支えるウェビングボトムに対し、
金属バネは線や点で支える構造ですのでウレタンにかかる負担も大きくなり
消耗を早めてしまいます。
いくら高密ウレタンを使ったとしても、ボトムとの相性がよくなければ
理想の掛け心地を長く維持することはできないのです。
ソファは製品になってしまうと見えない部分が多い家具ですが、
だからと言って「売り手本位」で手を抜けば、
それらは耐久性や掛け心地に大きく影響を与えます。
妥協なく作り上げた本来あるべき姿のソファ。それが「『TRES THE SOFA TAILOR(トレス ザ ソファテイラー)ソファ」なのです。
『LE』は今までにはないフレーム形状で、
一見冒険したかの様なデザインに見えますが、
設計指針や製造過程を掘り起こすと、
しっかりとクオリティを追求した本気度が伺えます。
側面・背面の意匠性が高いウッドフレームソファ『AUTHENTICITY(オーセンティシティ)』シリーズとは
また違ったフォルムで魅了するカバーリングソファ『LE』。
Vigoreの天然木家具との相性が非常に良く、
天然木の中でも一つの空間に多樹種の素材でコーディネイトされた
現代のインテリアにマッチする、ナチュラルテイストの洗練されたモデルです。
気になった方は是非ご来店いただき、至福の掛け心地をお試し下さい。
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