2013.01.18
愛着が増すオイル塗装の家具 ~メンテナンス実演~
こんにちは。名東店の古川です。
今日はオイル塗装の家具のメンテナンスのお話。
家具は日常の生活の中で当たり前に使い、当然、傷や汚れは付いていきます。
一般的な家具でよく使用されるウレタン塗装は傷がつきにくくお手入れが簡単で
水拭き可能な点が利点として挙げられます。
しかしながら、傷が付いたときには自分で補修することは難しくなります。
それに比べるとオイル塗装の無垢材で製作された家具の場合は、
傷や汚れの部分をサンドペーパーなどで削りだして、オイルを塗る事で
見違えるように綺麗になります。
また質感も大きな違いとなります。木の中に含侵させるオイル塗装の家具の
手触りはさらっとした木特有の気持ち良さ♪
今日はオイル塗装の家具のメンテナンス実演です!
さて都合がよく?少々、汚れと傷がついた板座ベンチを発見。
天板面に汚れと傷が結構ついています。それでは補修スタートです。
まず天板面を、サンドペーパーでキズや汚れが目立たなくなるまで研磨します。
木目に沿って、研磨していきます。
またサンドペーパーには番手があり、目の細かさがそれぞれ異なります。
使用する番手は、キズなどの状態によりますが、荒研ぎなら#120~#240程度、
中研ぎで#320~#360程度、仕上げの空研ぎで#600~#800程度です。
研磨が完了したら、オイルを塗っていきます。削ったときの画像より濃くなっている
のが分かりますか?
着色をしないクリアオイル仕上げは、材料固有の色がそのまま製品の色に
なりますが、厳密には製品としてご覧いただいている色は「濡れ色」と言い、
オイルを吸って素地より少し濃い色になります。
最後に余分なオイルを乾拭きで丹念にふき取って完了!
とても綺麗になりました。
私達にとってショップに展示してある家具達はとてもかわいい存在です。
たまにメンテナンスしてあげることで質感が蘇り、愛着も湧きます。
皆さんのお家の家具はメンテナンスしてますか?
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