チェア「Haku」入荷しました

名東店の松崎です、こんにちは。 Vigoreは今月が決算。 おかげさまを持ちまして、年間目標をクリアしプラスオンもできました。 売上は、どれだけお客様に支持されたかのバロメーターとも言えるので Vigoreを信頼してご利用くださったお客様に改めて感謝申し上げます。 売上は意識しないと言えば嘘ですが、正直そればかり追うことはしてないです。 お客様が欲しいと言っても、プロから見て暮らしに良い影響をもたらさない時には 「買わない選択肢」を提示することだってあるぐらいですし。 お客様が求めるものによっては、他のお店を紹介することもあります。 良い意味で「こだわった家具屋」でありたいから、自分たちが自信を持てる製品を 提案していきたいし、お客様を丸め込んで売りつけるようなその場しのぎの商売を するつもりはないです。 そんな立ち位置が、本気で家具を考えるお客様の共感を呼ぶのでしょうか･･･。 「良い家具探してるならVigoreに行くといいよ」と言われるショップであり続けたいと 思います。 さて、本日名東店に新しいチェアが入荷しましたのでご紹介。

チェア「Haku」。 「よくここまで･･･。」と感心するぐらい細身のデザイン。

シンプルですが、凛とした佇まい。 ディテールからは、高い技術があってこそ生み出せる製品であることが 読み取れます。

前脚は留接ぎですが、座枠の下端にはカットを入れてあり前に行くほど見付けが 細くなっています。 座って椅子を動かすときはこの部分に手を掛けることも多いので、触れたときの 当たりも優しいです。 後脚側は突き付けですが、強度を出せる持ち出しによる接合。

前脚留接ぎ部分の拡大。 ギザギザに見えるところは「フィンガージョイント」。 接着面積を大きく取れるので細身でも強度を出せます。 座枠部分をよく見ると、内側に向かいなだらかに面を落としてあるのが分かります。 インセットの座面ですが、これなら座ったときにフレームの当たりを感じることは ないでしょう。

背もたれ笠木は曲げ木ですが、不等厚形状に削ってあり、背当たりの良さや 見た目の繊細さを出しながら、強度面も考慮されています。

外見からの想像どおり、とっても軽量。 左手人差し指で持てちゃいます。

頻繁に動かす家具である椅子は、軽量であることも性能として求められますが 「ここまで軽くなくても」というぐらい扱いやすいです。 細身でも強度を出せる「技術」があっての椅子ですよね。

気になる方は、名東店で。

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