2012.04.15
九州出張
名東店の松崎です、こんにちは。
何だか久しぶりのブログです。
先週は静岡まで納品の立会いに行ったり、九州に出張に行ったりと
バタバタしておりまして、なかなかデスクに向かう時間がなく・・・。
ちなみに、来週は長野まで納品立会いに行く予定です。
季節が良いので遠出も楽しいですね。
木・金は九州の大川に行ってきましたが、目的は展示会と工場見学。
大川は大きな家具産地ですが、年4回展示会があります。
初日は展示会場をまわり新作などのチェック。
個人的には二日目がメインでしたが、ショップデザインのものを製作して
もらっている協力工房や取引先メーカーさんの工場を見学してきました。
名東店は特にオリジナルの製品を企画したり、オーダーでお客様の要望を形に
する仕事が多いので、作り手がどんな加工ができるかといった能力的な部分を
知っておくことはとっても大事になってきます。
知らないと偏った製品しかできないでしょうし、提案の幅も狭くなりますし・・・。
僕たちの引出も多いに越したことはありません。
主にテーブルの製作をお任せしている工房で撮影。
積み上げてあるのは「樹」から「木」になった状態のブラックチェリー8/4インチ材。
名東店に展示してある天厚40mmのテーブル「Eredita」のお客様分の材料です。
ちなみに、チョークで書いてある「佐藤家具」はウチの社名です。
職人たちの手により「木」は家具へと生まれ変わり、このブラックチェリー材たちは
それぞれのお客様のお宅に迎えられていきます。
よくショップではお客様に「製品の表には見えない部分」のお話をしますが
それはVigoreや工房の製品へのこだわりを知って欲しいから。
工場長が案内してくれましたが、細かいこだわりも詳しく説明してくれて
話の端々に「この人も家具好きなんだな・・・」と感じる部分がいっぱい。
創意工夫や妥協せず純粋に高みを追い求める姿勢は、とても共感できるし
頼りがいがあります。
別の工場で撮影した写真。
スタッフ古川が担当して現在製作中のH様邸オーダーTVボードです。
ちょうど本体の組み付けをしているところでしたが、このあと機械に入れて
時間をかけて圧締していきます。
工場を案内してくれたのは担当のTさん。
僕たちと近い年代ですが、熱い男でとっても頼りになります。
表面上の意匠に変化をもたらすことはなくても、長く使っていったときに不具合が
起こりにくい配慮やこだわりが随所に散りばめられていますが、これらは製造の
過程でしか見ることが出来ない部分が多いです。
「耐久性」は本来家具が持っているはずの基本的な性能ですが、市場を見ると
それすら持ち合わせていない刹那的な製品の方が多いことはとっても残念です。
他にもいろんな工房を見学してきましたが、皆さん忙しい中案内してくれて感謝です。
お店によってはブランドメーカーの製品を妄信的に採用するところも多いようですが
僕たちはあまりブランド志向ではなく、選定基準は純粋に製品クオリティです。
僕たちが製造過程もきちんと見ておくのは、製品のクオリティを見極めて、それを
正しく伝えお客様に本物の家具の価値を知って欲しいから。
これからも自分たちが本当に良いと思える製品を世に送り出していきたいと
あらためて思います。
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