「ウォールナット＆ブラックチェリー」コンビのテーブル

Ｖｉｇｏｒｅの松崎です、こんにちは。

Ｈ様は以前にチェアの張替えをいたしました。

今回はお子様も大きくなりテーブルが手狭になってきたため、お買い替えの

ご相談。

いろいろご覧頂いて、天板を浮かせたデザイン、幕板なしでゆったり使える

「ＶＧ２」を気に入っていただきました。

素材のセレクトは少し悩みました。

実はＨ様邸にはＴＶボードやオーダーキャビネットをお届けしているのですが

素材はウォールナットをお選びになりました。

ダイニングのテーブル脇お手持ちサイドボードはブラックチェリー。

既存のチェアはブナ材の着色でチェリー系のカラーでした。

既存のチェアを合わせても違和感は出したくないことと、テーブル脇に来る

サイドボードがブラックチェリーなので色目が一番近いブラックチェリーが

第一候補。

ただ、リビングとダイニングのイメージをくっきり分けてしまうのは気になるとの

ご要望もあり、ウォールナットの線も消せず・・・。

悩んだ末に、素材をコンビ使いにすることに。

ベースはブラックチェリーにしながら、部分的にウォールナットを使うことで

リビングとのリンケージを図ります。

テーブルの脚デザインも既存チェアにイメージを合わせてデザイン変更

しました。

心配していた既存のチェアとの色味の違いはほとんどなく、Ｈ様も安心。

ショップの展示は角脚デザインですが、チェアのイメージにあわせて少し

テーパーを入れて製作しました。

ウォールナットとブラックチェリーのコンビは過去にも施工例がありますが

経年変化していくと、意外に馴染んでいきます。

天板面は一番視野に入るのでウォールナットにしたことでリビングとのつながりが

できて、良い感じにまとまりました。

ベースは「ＶＧ２」なので天板付近のディテールは見慣れた感じですが

素材をコンビ使いにするとまた違った印象。

Ｈ様はメンテナンスの仕方もご心配されていましたので、セッティングした

テーブルでオイルの塗り方を実演させていただきました。

お届けの際は「かっこいい～！」と仕上りにもご満足いただけた様子ですし

熱心にメンテナンス方法を聞かれるＨ様には、長く愛着を持ってお付合い

いただけることと思います。

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