2014.07.13
自宅のテーブルをオイルメンテナンス。
こんにちは。名東店の古川です。
皆さんは休日はどんなふうに過ごしていますか?
私は平日がお休みですので、子供が学校から帰ってくるまではかなり自由です。
休み前にはいつも「明日はなにをしようかな~」などと考えています。
先日の休みの日は自宅のダイニングテーブルのメンテナンスをしましたので
その模様をご紹介したいと思います。
毎日、ダイニングテーブルで宿題をする息子。
その息子が指を指している部分が見えますか?『300』という数字です。
プリントの宿題をやっているときについたであろう傷です。
こんな傷も無垢材でオイル塗装の家具であれば簡単にメンテナンスできます。
余談ですが、我が家のテーブルはブラックチェリー材です。
使い始めてまだ半年ですが、経年変化で随分と色が深くなっています。
ただ汚れているのは画像でも分かりますね!
では、メンテナンス開始です。
まずはテーブルを水拭きをして油汚れなどを綺麗に取り除きます。
そして乾拭きをして水分をふきとります。
今回はテーブルの研磨用に♯800・♯600・♯400のサンドペーパーを用意しました。
傷が深い場合などはシャープ240か120くらいのものを使ったほうが早いですよ。
木目方向に合わせてサンドペーパーで研磨していきます。
粗いサンドペーパーから順にかけていきます。
この際にむらがある削り方をするとそのまま仕上げに影響しますので
丁寧に全面にかけていきます。
また私は手のひらでやっていますが、不安な方は四角い木などにペーパーを
巻きつけて削ると綺麗に平面がだせますのでお試しください。
研磨が終わったら、水拭きして木の粉を綺麗に拭き取り、乾拭きしてください。
で、いよいよオイルを塗っていきます!
今回はVigoreでもお薦めしているドイツのリボス社製『アルドボス』という
種類のオイルを使用しています。
ウェスを用意してオイルを染み込ませます。
ちなみにウェスは使い捨てとなりますので着なくなったTシャツなどでもOKです。
研磨の時と同じく木目に沿ってオイルを塗っていきます。
木にオイルを塗ると深みがでた濡れ色になります。
ウォールナットもブラックチェリー材もオイルを塗るまではお店でみるような
色ではありません。オイルを塗ることで味わい深い色になるのです。
全体にオイルを塗り終えたら休憩がてら5~10分程度待ちます。
そして拭き上げ作業開始!
新しいウェスで拭き残しがないようにまんべんなく拭いていきます。
十分に拭き取りができていないとベタベタしたりしてしまいますので
少し拭いたらウェスの裏返すなどして乾拭きします。
完成です!どうです?綺麗になりましたよね。
特にブラックチェリー材は肌目が細かいので、光沢もでていい感じです。
だいたいここまでやって1時間もかからない程度の所要時間です。
メンテナンスすることで愛着も湧きますし、なにより使い込んだ味がでてきます。
オイルを塗ることで撥水効果も得られますので、水滴を落としても染み込まなくなります。画像のように水滴が丸くなっていればオイルが効いている状態です。逆に水滴がベタ~となったりすぐに染み込むときはオイルが効いていません。そうなったら木がオイルを欲しがる合図ですのでメンテナンスをしてください。
たまにはこんな休日の過ごし方はいかがですか?
結構清々しい気分になりますよ♪