2023.11.30
イストクについて
「匠 こだわり 徳島の椅子」
裏まで美しく仕上げる職人、細かな納まりまで気を遣うデザイナー。
木工の産地・徳島で、さまざまな匠がこだわって家具を作るブランドがイストクです。
半世紀に渡り継承される椅子張りから、新たに取り入れた曲木まで、20名の匠が日々技術を追求しています。
こだわりの技とデザインで、愛着を持って長く使える家具を贈ります。
「Corporate Profile」
イストク(椅子徳製作所)は総勢20名の職人が椅子やテーブなどの脚ものからソファ等の張りもの、キャビネット等の箱ものまでを作る徳島の家具工場です。
1960年の創業以来、家具メーカーのOEMや多種多様な特注家具を作り続けてきました。
5軸のNCルータを駆使した精度の高い木工技術、熟練の張り加工から塗装まで、一貫した木製家具の生産体制を整えています。
「イストクの家具づくり」
昭和35年、一人の張り職人からスタートしたイストク。
現在では張り、塗り、脚もの、箱ものなど、各分野の高い技術を持った職人が集まり、 加工から仕上げまで自社内で完結できる体制を整えるようになりました。
精度の高い木工や、熟練の張りの技術を活かした美しいフォルム。 普段の暮らしの中での使い心地を追求した機能性。 それらをデザインでつなぎ、生まれたのがイストクの家具です。
細部までこだわりのあるデザインをご覧ください。
Design デザイン
イストクの家具は全て専門のデザイナーによってデザインされています。 素材や技術を活かした他に類を見ないデザインはどのようにして生まれてくるのか? なぜイストクの家具は使い心地が良いのか? 製品ができるまでの流れとしては、まず開発ミーティングで方向性を決定し、デザイナーがスケッチを開始。こんな形にしたい、ここはこの技術を使いたい、と議論を繰り返しデザインの輪郭が徐々に固まっていきます。 デザイン案ができると、図面を元に納得がいくまで何度も試作を繰り返します。特に椅子は人が座るので、生活で必要な強度があるのか、安全性は担保されるのか、試作をしながら検証を重ねます。
WoodWorking 木工
イストクの工場では約12名の木工職人が日々木と向き合い、その技と情熱を家具に注ぎ込んでいます。木は一枚ごとに性質が異なるため、木を熟知した職人が、作るものに適した材を選ぶことから木工は始まります。 コンピュータ制御の切削マシンと職人の手技を駆使してパーツを削り出し、高い精度と適正な価格を同時に実現しています。加工されたパーツは、職人が強度を保つように接着し、組み上げることで椅子やテーブルの形になります。 こうして、イストクの木工は皆様が手に取りやすい価格ながら、永くお使い頂ける家具を生み出しています。
Paint 塗装
木の自然な表情を目指すイストクの家具は、研磨が十分でないと塗装が美しく仕上がりません。 そのため、木工で形になった家具は塗装の前に職人の手で丁寧に研磨されます。 塗装はオイル仕上げとウレタン塗装の2種類があります。 オイル仕上げは木の手触りを感じられる自然な仕上がりです。傷やシミが付いても研磨して元の表情に戻せます。 ウレタン塗装は表面に塗膜ができるため耐久性が高く、傷やシミが付きにくくなっています。イストクのウレタン塗装は、オイル仕上げに近い自然な表情と手触りを楽しめます。
Fabric 張り
椅子徳製作所は椅子張りを専門とした家具工場として1960年に創業し、半世紀以上経った今も4人の張り職人が日々、椅子やソファを張り続けています。 張りは特殊な技術を要し、体得するには3年かかると言われています。クッション性によって何層ものクッション材や綿を重ねたり、バネを使ったりと、その加工方法は多岐にわたります。 布地を仕上げるにも、裁断から縫製まで専門の職人がその技術を駆使し、3次元の美しい曲面を作り出します。 張りも得意としたイストクのソファや椅子の座り心地を、どうぞお試しください。
Designer デザイナー
山田 佳一朗 KAICHI DESIGN
1997年武蔵野美術大学を卒業後、同研究室助手を経て2004年よりKAICHIDESIGNを主宰。考える人、作る人、伝える人、使う人と共に考え、関わる人が生き活きと生活できるよう活動している。 主な活動にKOTORI(アッシュコンセプト)や酒器だるま(セラミック・ジャパン)、クモノス(かみの工作所)等のプロダクトデザイン、角館伝四郎やSAYOのブランディング、EDITORYのインテリアデザイン等。
グッドデザイン賞、red dot design award等受賞。
A Dream Come True(ミラノ、2007)、現代のプロダクトデザイン(東京国立近代美術館、2013)等出展多数。
シリーズラインナップ
「VIOLA ヴィオラ」シリーズ
笠木がヴィオラのように美しい孤を描く椅子です。 イストクが得意とする曲木技術を用いてアームから背までが一体で曲げられ、継ぎ目なく木目がつながります。
「BRANCH ブランチ」シリーズ
一本の木が枝分かれしたようなレッグデザインが特徴的な椅子です。。 不思議なフォルムのレッグは、一枚の板に挽き込みを入れたものに曲げ加工を施し形成しています。
イストクの製品ラインナップはこちらよりご覧ください。。