WORKS
納入事例
名東店
岡崎市 W様
機材にあわせて設計・製作したテレビボード納品事例
WORKS ITEM
納入商品
-
オーダーメイド家具
オリジナル テレビボード
EXPLANATION
詳細情報
名東店の松崎です、こんにちは。
昨晩から雨模様だった名古屋ですが、今は雨も上がり暖かな陽気。
昨日は小学校などで卒業式のところが多かったのでしょうか、フォーマルな格好をしたお母さんたちをいっぱい見かけましたが、暖かい陽気にそんな風景も相まって春の訪れを感じずにはいられません。
さて、昨日は名東店より岡崎市・W様邸にテレビボードを納品してまいりましたのでご紹介。
オーダーテレビボード
W様はご新築を機にテレビボードをお探しでした。
テレビは壁掛けにするため特に問題はなかったのですが、お手持ちのアンプやセンタースピーカー、ウーファーなどの大型の機材をきちんとボード内に納めるには既製品では困難で、何件か家具店やショップに相談したそうですがなかなか満足できるプランや対応が得られなかったことから、WEBで見つけた当店にご相談いただいたそうです。
機材のサイズやご希望の機材レイアウトなどをいただいたので、それを基にプランニングすることに。
ご要望にお応えして製作
総奥行きは一番奥行方向が大きいアンプに合わせて設定しD600mm、ウーファーはボード本体に置いてしまうと共振によるビビリが出る場合があるので直接床に接地するよう計画。
右扉はサランネット貼りで取り外し可能
ウーファーの収納部は扉の開閉をしないとのことでしたので、扉と見た目を合わせるための化粧台輪をナックルキャッチを使って着脱可能な半FIX仕様で。
ウーファーを設置してから台輪と扉をカチッとはめるだけなので簡単で、機材のメンテナンスなどが必要なときには取り外しも容易ですし、他の扉とデザインを合わせてあるので見た目の違和感もありません。
扉は格子デザインとし、音が抜けるようにしながらホコリの流入も防げるようサランネット仕様にしてあります。
ちなみに、本体内部で配線処理しやすいよう、帆立(縦の仕切)の奥側には横方向にケーブルを這わせられるよう配線孔を埋め込んであります。
センターと左サイドはフラップダウン式
スピーカーが入るのは中央と右側のブロックだけでしたが、見た目の統一感を出すために左側の扉もサランネット仕様で製作。
ブルーレイレコーダーなど、最近の精密機材は発熱量の大きなものも多いので、放熱効率を考えるとサランネット仕様という選択肢もありかもしれません。
コンセント部分の背面をくり抜き加工
テレビは壁掛け仕様なので配線類は壁面裏側で工事してあり、コンセントやアンテナ・接続端子類はボードの真裏に集約され露出しないようになっています。
配線しやすいよう、壁面プレートが干渉する部分の背板は切欠き加工してあります。
切欠きはW様からのご指定位置・サイズで加工していますが、余裕を見て大きめで設定。
写真では配線するために壁から離して設置してありますが、天板を少し伸ばして製作してあるので幅木をよけて壁にぴったり付けられます。
無垢のルーバーが美しい
スピーカーやウーファーからの音響を遮蔽しないための格子デザインでしたが、中に収納したものを丸見えにしないのでテレビ周りがすっきりしますし、軽快なイメージにできます。
天板と扉が合わさる部分の納まりは互いの木端を斜めにカットして合わせる「留(とめ)」にしてあるので、扉を閉じたときに天板の厚みが露出せずすっきりした印象です。
素材はフローリングなどの内装に調和させるよう、ホワイトオーク材にて。
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COMMENT
W様、お引越し作業でお忙しいところ、納品にお時間いただきありがとうございました。
末永くご愛用くださいませ。